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「Synaptel」製品発表会を開催


イー・アンド・エムグループの株式会社Synaptel Japan(シナプテル ジャパン)は2019年11月13日(水)にハンガリー大使館にて「Synaptel」の製品発表会を行いました。

株式会社Synaptel Japan

Synaptel Japanは昨年12月にハンガリー企業とイー・アンド・エム株式会社の合弁で設立されました。イー・アンド・エムでは「Synaptel」の機能拡張や日本向けのカスタマイズを行っています。
【事業内容】
・ハンガリー市場で販売されているソフトウエアの日本市場向けカスタマイズと販売
・ソフトウエア企画開発とシステムコーディネート

ハンガリーで誕生した「Synaptel」

ハンガリーは1000万人ほどの人口規模ながら、コンピューターの歴史を作ったジョン・フォン・ノイマンや、ノーベル賞受賞者をのべ12名も排出するなど、優秀なIT技術者を数多く排出した国と知られています。またハンガリーは日本同様に、「労働力不足」を課題としており、IT技術を用いて問題を解決する取り組みがなされています。そういった経緯の中で誕生したのが、「Synaptel」でした。

「Synaptel」とは

オフィスにいる管理者とオフィス外にいる作業者の間で、スマートフォンを使って、正確な指示伝達や情報連携を速やかに行うことができるソリューションです。

管理者が作業現場までの経路や、作業に必要な情報を添付して作業指示を送信すると、作業者はスマートフォンで情報を確認しながら現場に移動して作業を行います。
作業の際には現場写真や音声メモ、手書きサインなどを記録保存できます。位置情報やタイムスタンプも記録されており、正確な作業報告をスマートフォンで現場や移動中に行うことが可能です。
これらの機能によって作業ミスの削減、リアルタイム情報連携、ペーパレス、無駄な移動時間の削減などが実現できます
【「Synaptel」詳細説明動画】

日本の警備業界で活躍するSynaptel

ハンガリー市場では既に様々な業界でSynaptelの導入が進んでいますが、日本国内ではまず神奈川県の警備会社で導入していただきました。
導入先のお話では、警備業界はIT導入が進んでおらず、ムリ・ムダ・ムラが大きい業界とのことでした。お客様のニーズに合わせ、きめ細やかなサービスを行うために、詳細な指示内容を的確に伝える必要がありますし、複雑な業務や、現場が連続して複数ある場合もあります。そんな中、Synaptel導入によって業務効率化ができたと、導入先からは嬉しい声をいただいています。
【導入先の声】

・依頼の抜け漏れや、ダブルブッキングがなくなった
・移動中でも依頼が確認できるようになった
・作業指示書を郵送していたが、情報伝達のタイムラグがなくなり、郵送コストも削減された
・現場の状況を写真や音声でリアルタイムに共有できるので、警備の依頼主にも喜ばれた

Synaptelの今後

幅広い業界で利用価値のあるソリューションになっていますので、警備業界を皮切りに、今後は様々な業界での普及を進めていきます。機能面ではAIの使った音声によるアプリケーション操作機能を追加するなど、さらなる機能拡張も行ってまいります。

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