いつも「誠実」であること、「校正・正義」を旨とすること、如何なる場合も「最善の努力」をすることの3つの精神と共に35周年

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1979年

イー・アンド・エム設立

コンピューターを通して社会に貢献
1979年。イー・アンド・エム(株)設立。社名はエレクトロニクス・エンジニアリング(E)と人間(M)社会との調和(&)という発起方針に由来しています。この時は、わずか6人。まだまだ、コンピューター自体がそこまで普及してない時代から、旗揚げしたのでした。「公正正義」を旨として、いつも「誠実」に、如何なる場合にも「最善を尽くす」という自然摂理を踏まえた3つの理念を、道しるべとして今日まで35年続く社歴がスタートしました。

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1981年

エイセル株式会社設立。
フルスクリーンエディターをリリース

フルスクリーンエディターを販売
設立当初は経理システムの保守などをしていましたが、徐々にソフト開発に移行。そして1981年、レーザープリンタ/複合機を活用する各種プリンティングソフトウェアパッケージの開発、販売を行うグループ会社エイセル株式会社を設立しました。また当時は、ラインエディターしかない時代に、フルスクリーンエディター「SEDITOR」を開発、販売開始。最初にパッケージ販売したソフトで、隠れたベストセラーとなりました。これから、日本で最初のPC上で動作するワープロソフト「JWORD」へと発展していきます。

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1982年

JWORD発売

国内初のPCワープロソフト
パソコンの黎明期といえる時代に国内初の日本語ワープロソフト「JWORD」を1982年に開発。「JWORD」は、NECのPC98用にOEM供給しており、高速スクロール、6万5千語の辞書を備え、文字変換もらくらくで、他社を比較しても抜群のパフォーマンスを誇りました。そのため、オフィスで不可欠のソフトとして、PCソフト普及時代の先鞭をつけ、パソコン需要も一気に盛り上げた商品でもありました。これから、その後多くの分野で当社の事業基盤が発展していくことになります。

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1988年

アクトシステム設立

アクトシステム研究所
1988年。北区十条に株式会社アクトシステム研究所が資本金200万で設立され、グループに参入。E&Mはこれまで図形「JDRAW」、画像「JIMAGE」などの統合パッケージソフトを発表してきており、この図形画像処理技術と「JWORD」などの日本語処理技術を生かし、新聞編集技術を受注。時代の流れとしては、この前年1月に富士通がFM-Rを発表し、パソコン通信のNIFTY-Serveが4月に運用を開始するという時でした。

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1989年

フェニックスシステム設立

創立10周年と宮崎の新拠点
1989年。宮崎県のハイテク企業誘致政策の一環として、地元のフェニックス国際観光(株)からの協力を得てフェニックスシステム研究所を設立。設立以来、グループの開発業務における中心的役割を確立しています。IT産業の生産拠点は、都会だけでなく営業市場地域から離れた遠隔地でも成立できるという事業戦略コンセプトを体現してきた会社といえます。フェニックスシステム研究所が設立された年は、折しもグループ設立10周年でもあり、記念のグアム旅行を催行しました。

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1991年

大手住宅メーカー向け
CADシステム全国稼動開始

住宅CADシステム全国稼動
現在に至るまで約20年間、携わり続けている大手住宅メーカー向け住宅CADシステムを納品、全国稼動を開始したのが1991年。このCADシステムは住宅を組み立てることを目的としたものです。大手住宅メーカーはあらかじめ工場で柱、梁、基礎、パネル、ボルト・ナットなどの住宅を構成する「部材」を作ることで、大量生産や納期短縮を可能にしています。この数百もの部材を、お客様の工法に従い、必要な箇所に自動割り付けするシステムの開発を長年得意としてきています。

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1995年

新聞記事集配信システム開発

新聞記事集配信システム
1986年に新聞記者用ワープロNEWSWRITERの開発受注にはじまり、88年新聞編集システム受注開発。その後Windows環境で稼動する各種アプリケーションの開発に着手しながら、校正支援システム開発を受注するなど、コンスタントに新聞制作のソフト開発を手がけてきました。これまでの実績をもとに、1995年にはWindows版新聞記事集配信システムの開発を受注。この翌年には、新聞の紙面作製の中心となる新聞組版システムが大手新聞社にて本番稼動を開始します。

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1996年

EMG新社屋に拡張移転

EMG社屋の拡張移転
1996年9月21日。EMGは新社屋に拡張移転しました。移転に先駆けて、6月に移転準備委員会を結成。分室を統合して、全社ワーキング・スペースの確保、フロア環境の向上、社内LANの充実を意図して計画しました。同一ビル内での移転でしたが、新社屋フロアは、旧社屋の1.5倍の広さになりました。この年、臨床検査システムのサポート業務を受注しました。

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1998年

校正支援システム
St WORDS Ver.3.00リリース開始

St WORDS Ver.3.00
校正支援システムSt WORDSは、ワープロ原稿の表現の誤りや注意箇所のチェックを自動的に行い、校正支援を実現する業務用ワープロソフトとして1992年に発表したもの。このシステムの新バージョンを1998年にリリースしました。これまではサーバ/クライアント形式をとっていましたが、解析サーバ部分をPCへ移植し、それまでの16ビットアプリケーションを32ビットにしました。これにより解析時間のさらなる短縮を実現しました。

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1999年

EMG宮崎テクノヒルズ完成

EMG宮崎テクノヒルズが完成
1999年9月13日にEMG宮崎テクノヒルズが、宮崎県佐土原町の宮崎テクノリサーチパーク内に完成。新社屋の外観は、上から見るとフェニックスが羽ばたいている形を成し「新しいことに挑戦する」という意味が込められています。また新しい試みとして、フリーアクセスにせず、天井に基幹コードのハイウェイをパーテーションにおとす方法を採用。社内でプロジェクトチームを立ち上げ、発注・デザイン・部材を海外で調達するなどの試みも行いました。同年10月1日には大阪営業所を新大阪に開設しています。

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2002年

宿泊予約サイト
自動化システムリリース

e-宿・e-HOTEL
2002年。新しいビジネスとして展開を開始したのが、宿泊予約サイト登録自動化システム「e-宿」「e-HOTEL」です。「e-宿」は、宿泊管理を簡単にしながら、インターネットの予約サイトへの空室情報登録を自動化。同時に自社ホームページの空室更新も実施するというシステム。さらに「e-宿」を利用するクライアント向けに提供するのが、一度に空室入力をするだけで、多くの予約サイトに情報を自動登録できる「e-HOTEL」です。予約サイトからの申し込みが多くなった時代に、よりよいサービスを提供しています。

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2005年

コンタクトセンター完成

宮崎にコンタクトセンター開設
弊社が開発に関わった医療情報システムを導入した病院や診療所からの問い合わせを受け、回答するコンタクトセンターを開設。これまで電子カルテや臨床検査、医療事務をサポートするレセプトコンピューターシステム等を開発してきましたが、それらのシステムのサポート業務を行うためです。2004年1月から本社内で行っていましたが、ユーザー施設拡大に備えて、宮崎市内に新たに設けたのでした。ここからさらに、医療情報システム分野でのより良い統合ソリューション提供につながるのです。

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2006年

新会社PIEM設立

one-Wシステム
宮崎県のブライダル会社ピー・アイ(株)との共同プロジェクト「PIEM Project」が発足し、2006年10月1日にブライダル業務効率化を図る「one-Wシステム」をリリースしました。これは、ASP方式のサービスにより、印刷物をはじめとして、結婚式場と新郎新婦、挙式に関わる業者とのやり取りといった、ブライダル業務そのものを管理する効率化システム。この「one-Wシステム」を提供する会社として、ピー・アイ(株)との共同出資でPIEM(株)を同年10月3日に設立しました。

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2008年

EMR設立

イー・アンド・エムルーマニア(EMR)設立
2007年12月12日に、イー・アンド・エム・ルーマニアが設立されました。前年にはEU地域でのオフショアリング・ビジネスを開始するために、ルーマニアの首都ブカレストに、リージョナルオフィスとして、ルスティック社を設立。その1年後にルーマニアのブラショブ市にEMRを設立しました。IT分野でのエンジニアの評価が高いこの地に、ヨーロッパでのソフトウェア開発拠点を作ったことで、海外に進出する日本企業向けのソフトウェア開発・販売、サポートを開始しました。

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2008年

カーサナビ(株)設立

カーサナビ(株)創業
旭化成(株)の社内ベンチャーとして2000年に発足したカーサナビ。発足当初から参画していましたが、2008年4月に弊社に営業を譲渡。本社内にオフィスを構え、再スタートしました。住まいづくりの情報をトータルに提供するナビゲーション&コミュニケーションサイトとして、工務店・設計事務所・建築関連事業者向けだったところから、施主まで参加できるサービスにし、すべての人が利用できる場へと発展させています。また同年5月には地図整備システムの開発を行う北九州事務所新設。9月には戦略的開発拠点として海老名開発センターを新設しました。

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2009年

電子新聞システム開発

電子新聞配信システム
2008年10月より開始した電子新聞システムの開発。これまで配信システムの基盤機能の一部・テレコン連携機能・業務運用機能をこれまで手がけており、2009年9月末に総合テストが完了しました。またEU地域でのオフショアリング・ビジネスの拠点として設立した、ルーマニアのルスティック社とE&Mルーマニアの運営を支える、ルーマニア日本ビジネス協会を設立。情報交換ツールとして、バイリンガルウェブサイトを作成し、ルーマニアでのビジネスコネクションやビジネス機会の創出につなげています。

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2010年

ユーロアジア交易株式会社設立

ルーマニアワインの輸入卸に携わる
ルーマニアの紹介などで利用してきたルーマニアワイン。2010年5月から、このルーマニアワインの輸入卸販売に携わることになりました。ワインの中でも特にルーマニアワインに力を入れているユーロアジア交易(有)と知り合ったことを機に、国内でもっとルーマニアワインを広めようと同社と統合。「ユーロアジア交易(株)」を設立しました。業界最多50種類ルーマニアワインを取り扱うなどの強みを生かし、日本とルーマニアのビジネス、人材交流を図ることをスタートさせました。

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2012年

新しい老人見守りサービスの
研究開発開始

要援護者支援システム
総務省の戦略的情報通信研究開発推進制度(SCOPE)の、地域ICT振興型研究開発の分野にて、2012年の新規採択課題として宮崎公立大学との「地域住民組織による災害時要援護者支援システムの研究開発」が採用。当社もこの研究に参画しました。これまでのシステム開発で培った情報通信技術(ICT)を基に、情報コミュニティシステムを構築してきた経験を生かします。また、老人介護センターや老人デイサービスセンターなどで利用される、新しい老人見守りサービスの研究開発を開始しました。

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2012年

モバイル端末向け広告配信
アプリケーション展開スタート

セキュリティルームと横浜開発センター
2007年から取引を開始している(株)ゼンリン。こことの取引での研究・開発拠点として北九州開発センターを新設後、2011年には新地図DBシステムを受注。北九州開発センター、福岡事業所、宮崎事業所、大阪営業所にて開発していましたが、2013年にはこのシステムの更なる対応強化のために、宮崎事業所にセキュリティルームを開設しました。また、同年12月に戦略的拠点として機能していた「海老名開発センター」を横浜に移設し、「横浜開発センター」を開設しました。

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