“好き”が
仕事になる瞬間。
──学びが自信に変わるまで
2020年入社
取材:2025年10月

キャリア選択の決め手は、“自分らしさ”と“技術への好奇心”
高校3年生の進路面談で、先生からふと勧められた“プログラミング”という言葉。それまでITやコンピューターに特別な関心があったわけではありませんでしたが、技術に触れることへの好奇心が芽生えた瞬間でした。この出会いをきっかけに、地元から離れて情報系の大学に進学。技術を学ぶ楽しさや、自分の手で何かを作り上げる達成感が、将来の仕事への期待につながっていきました。
就職活動では地元企業も視野に入れていましたが、「自分が本当に働きたい場所はどこか」「どんな環境なら自分らしく成長できるか」を改めて考えました。大学で学んだことを活かせること、事業内容への興味、そして福利厚生や社内の雰囲気に惹かれ、「ここなら、自分の“好き”を活かせる」と感じたことが、入社の決め手になりました。

入社後は「技術」と「人」の両方に向き合う日々
入社後は、先輩が作成したソースコードの修正やテスト仕様書をもとに評価業務からスタート。徐々に全開発工程に関わるようになり、実務を通じて基礎をしっかり積み上げることができました。また、初めて触れるプログラミング言語にも挑戦し、知っている言語に置き換えて考えることで、抵抗なく取り組むことができました。その後のスマートフォン向けアプリ開発では、iOS・Android・サーバー系など、約5種類の開発言語を駆使してプロジェクトに参画しています。業務を通じて技術力だけでなく、チームとの連携やコミュニケーション力も磨かれたと感じています。

サブリーダーとして、チームを動かす立場に
最近では、3人のメンバーをまとめるサブリーダーとしての役割も担っています。チーム全体の動きを見ながら指示を出す難しさを感じる一方で、スケジュール通りにプロジェクトが進んだときの達成感は格別で、日々やりがいを感じています。また、指示を出す立場になったことで、言葉の使い方やタイミングにも気を配るようになりました。
メンバーのモチベーションや良好な進捗を保ちつつ、上司には状況を正確に報告する。そのバランスに悩むこともありますが、以前は“指示を受ける側”だった自分が、今は“伝える側”になったという責任感を実感しています。このことは、顧客とやり取りする中で「お客様が何を求めているのか」を考えながら、現実的な提案をする力も身につきました。これまでの経験が、今の自分にしっかり活きていると感じています。

“頼られる存在”を目指して
技術が好きなので、今後も技術力を伸ばしながら、マネージメント業務にも挑戦していきたいです。将来的には、メンバー一人ひとりの特性を見極めて、適切な業務を任せられるようなリーダーになりたいと思っています。職場はとても風通しが良く、誰にでも気軽に質問できる雰囲気があります。チャットや対面でのやり取りも活発で、ちょっとした雑談も交えながら仕事が進められる環境です。以前、しばらく運転することから遠ざかっていて運転に不安があった私に課長が同乗してくれたように、些細なことでも頼りにしてもらえる存在になりたいです。そして、苦楽を共にできる仲間と、一緒に成長していけるチームを作っていきたいです。

就活生へのメッセージ
プログラミングを学んできた方はもちろん、未経験の方でも「やってみたい」という気持ちがあれば、成長できる環境があります。私自身、大学で技術を学んできましたが、実務では初めて触れる言語や開発手法に戸惑うこともありました。それでも、周囲のサポートやチームの協力のおかげで、少しずつ“できること”が増えていきました。
「できないかも」と不安になるのは当然です。でも、「できるようになりたい」という気持ちを持って一歩踏み出せば、きっと自分の可能性が広がります。技術が好きな方も、これから好きになりたい方も、ぜひ一緒に挑戦しながら成長していきましょう。自分らしく働ける環境が、ここにはあります。
ある日のスケジュール


休日の過ごし方

もの作りを遊び感覚で
大学時代に初めてプログラミングに触れて、ものを作ることにはまりました。ときには簡単なアプリを作ったり、使ったことのないライブラリを動かしてみたりと、遊び感覚で楽しんでいます。基本、業務では使用していない言語や技術を見て、面白そうだと感じたものを気軽に触っています。試す過程そのものが楽しく、良い気分転換になっています。

