社員紹介-2027-w

未経験からITの世界へ。

挑戦が“自信”に変わるまで

2021年入社

取材:2025年10月

迷いの中で見つけた、“自分にできること”という道しるべ

 大学では経営学を専攻し、就活当初はIT業界ではなくマスコミやカメラ関連の業界を志望していましたが、思うように進まず悩んだ時期もありました。そんな中、文系学部としては珍しく必須でプログラミングを学ぶ機会があり、それを活かせないかと考え、当時の就職担当教授に相談しました。紹介された数社の中から当社を選んだ理由は、『未経験者にも安心な新入社員研修が整っていた』、そして幅広い分野の開発に携わっている中で『放送事業』にも関わっていたことに魅力を感じたためです。「自分にできることから始めよう」と決めた選択が、今のキャリアにつながっています。

システムの裏側に、私たちの仕事がある

 現在は、多くの人にとって生活に欠かせない公共性の高いシステム開発に携わっていることで、社会的意義を感じながら働いています。そして、改正に伴う改修や保守を担当しているため、要件定義から設計、開発、テストに至るまでの一通りの開発工程を経験し、技術力と業務理解を深めてきました。最近は、プロジェクトの一部を改善する仕事でリーダーを任されました。決められたスケジュール通りに結合出来るように進めるなど、全体の流れを考えながら仕事をしています。
 私たちのシステムは社会のしくみを支える大切なものなので、『責任』もありますが、そのぶん『やりがい』も感じています。そして、自分自身が関わったシステムを“使う側”で体験できることも、裏方として社会に役立っているという実感が、次の挑戦への原動力になっています。

“伝える”って難しい。でも、だからこそ成長できた

 入社当初は不安だらけでしたが、先輩が作成した資料を参考にしながら、テスト仕様書作成からスタートしました。そして、先輩のソースコードを参考にしながら学び、わからないことは自分で調べたり、先輩に相談したりしながら、少しずつ業務理解を深めていった当時を思い出します。今では、徐々に“教わる立場”から“教える立場”に変わりつつあり、その中でコミュニケーションの難しさと大切さを経験しています。特に、「ソースコードレビュー時で何度もやり直しをお願いするのは心苦しいですが、伝え方を工夫することで、相手だけではなく自分自身の成長にもつながる」と感じました。今後は技術力だけではなく、マネージメント力、コミュニケーション力や資料作成力のスキル向上、そして上司と後輩の間に立つバランス感覚を磨いていきたいです。

冗談も飛び交う、チームで働くって楽しい

 上司の方々が場を和ませてくれるので、チームの雰囲気はとても良いです。困ったときには相談しやすく、安心して働ける環境が整っています。もちろん、進捗が厳しいときには真剣に取り組み、普段は冗談も交えながら和やかに過ごせる、メリハリある職場です。『オン』と『オフ』の切り替えがしっかりしているからこそ、長く安心して働けると感じています。人間関係の良さが、日々の業務にも良い影響を与えています。

就活生へのメッセージ

 就活では、やりたいことが見つからず、時には周りの友人が内定をもらうと焦りを感じることもあると思います。でも、“今できること”や“好きなこと”から探していけば、きっと道は開けると思います。私自身も最初は迷いながらのスタートで、当社に正式応募したのは遅い時期でしたが、今ではこの道を選んでよかったと感じています。また、就活も資格取得も大事ですが、学生時代にしかできない『友達との時間』も大切にしてほしいです。社会人になると、友達との時間が息抜きとなり、心の支えになります。

ある日のスケジュール

休日の過ごし方

トロンボーンを吹いて息抜き

 学生時代からやっていたトロンボーンが趣味で、休日はよく防音室を借りて練習しています。
 特に楽団等には参加しておらず、たまに仲間内で集まって吹くこともありますが、基本的には1人で吹くことが多いです。
 日常でもやもやした時などは、楽器を吹くことで、その気持ちを発散できるので、良い息抜きとなっています。

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